ブリュグミュラーと少年時代
なぜか、
「ブリュグミュラーの12の練習曲」を聴くと、
自分の少年時代の風景を思い出す。
近所のホルモン屋。煙。
草ぼうぼうの空き地。
ソロバン塾の先生。
塾の前にあった、たこ焼き屋。
ダンスホールから流れる流行歌。
そこから、
いつも聞こえてたビートルズ。
雨の御堂筋、ナオミの夢。
近所にあった、反社会の「○○組」
すべての思い出がゴッチャになって、
ブリュグミュラーの音楽にダブってくる。
19世紀のヨーロッパの音楽と、
日本の昭和の思い出がオーバーラップするのはなんで?
私がこの12の練習曲の中で一番好きな「第12番」