琉球音階で曲ができました

琉球音階はペンタトニック

 

 世界にはいろいろな民族音楽があり、

 その音階を聴いているだけでその世界に入っていけます。

 

 沖縄の琉球音階もそのひとつで、

 この音階をピアノでポロロンと弾くだけで琉球気分になります。

 ド・ミ・ファ・ソ・シ というのが琉球音階です。

 

 5つの音で構成されているので「ペンタトニック」ともいいます。

 

三線体験で興奮して

5年ほど前に沖縄に行き1時間の三線体験をやりました。

三線はギターやウクレレのようにフレットがないので、

難しかったのですが音色がやはり魅力的でした。

その時の写真です。

その体験工房の近くに、私の大好きな興南高校(2010年甲子園・春夏連覇)があり、

校門の写真を撮ろと思い行ったところ、

監督の我喜屋さんがいらしてて、「一緒に写真を撮りましょう」と言ってくださいました。

大感激!

 

 

 

琉球音階で作曲しました。

それで、この琉球音階で先にメロディを作ったが、

なかなか満足できる歌詞が作れなかった。

 

このブログでも「さあ、制作するぞ!」という意欲がありましたね(笑)

 → 沖縄ソングの制作

 

「泡盛飲んで」作詞&作曲 ツカム

 

 

 「泡盛飲んで ~人生ハイサイナラ~」

       作詞&作曲 ツカム

 

 昨日のことは忘れた 明日のことなどわからん

 青い波間に聞いたらば

 チュルリララー チュルリララ

 なんくるないさで乗り切れる

  泡盛飲んで ウチナー 酔酔

  泡盛飲んで 人生ハイサイナラ~

 

 生きていくとは即ち 煩わしいことばかり

 願い事などなくなれば 

 チュルリララー チュルリララ

 どれほど気楽に生きられる

  泡盛飲んで あんたも 酔酔

  泡盛飲んで 人生ハイサイナラ~

  泡盛飲んで オイラ目が覚めた

 

 

クリスマスソングの作り方-2-

クリスマスソングの作り方-2-

 

クリスマスソングに限ったことではなく、
オリジナル曲を作るときのアイデアです。

 

無のところから何かを生み出すのはとても難しいのは、
クリエーターの皆さんの仰る通りです。

 

楽曲作りでも同じで、
無からより、何かをきっかけに創作するのが手早いです。

 

今回紹介する方法も、
慣れればきっと大量生産できるでしょう。

 

①外国の曲(自分の好きなものがいい)に日本語の歌詞を考える。

ただ、言葉を当てはめるのではなく、
詞だけ独立しても作品になる程度まで仕上げること。

 

②その詞に曲を作っていく。

ただ、これだけのことなんです。

 

私がやったのは、
アメリカのクリスマスソングの定番「Let it snow」に日本語の詞を作詞しました。

さらっと、「作詞した」と書きましたが、
何度も何度も書き直しました。

 

原曲「Let it snow」はコチラです。


このメロディに詞を書いてできたのが、
私のオリジナルソングになりました。

 

「LET IT SNOW ~今年も楽しかったね~」詞&曲 ツカム

 

きっとあなたは来てくれる 確信があったのよ
だってこんな雪だもの
Let it snow Let it snow Let it snow

 

街中に着いた足跡 家路に帰っていく
ひと筆書き雪景色
Let it snow Let it snow Let it snow

 

クリスマスに kiss tonight 今年も会えたね
一年で一番 笑えるときかもね

 

また降り出した雪さえ 暖かく思えてくる
今年も楽しかったね
Let it snow Let it snow Let it snow

 

そして、アレンジを本格的に行い(弦楽四重奏風)、
2021年11月に新たに配信開始しました。

「Let it snow ~今年も楽しかったね~」


よかったら聴いてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

クリスマスソングの作り方

クリスマスソングを作りたい

 

12月の声が聞こえてくると、

町中のあちこちからクリスマスソングが聞こえてきますね。

 

幼いころから多くのクリスマスソングを聴いてきたので、

パブロフの犬のごとく、これらの音楽を聴くと心がウキウキしてきます。

 

歌を作る者としては、

自分も素敵なクリスマスソングを作りたい!

…と思うのは当然のことです。

 

しかし、

これまで世に出ている曲を超えるような曲は果たしてできるのか?

 

試行錯誤しながら作った過程を書いてみたいと思います。

 

 

わが師匠の作ったクリスマスソング

 

わたくしの修業時代。

作曲家を目指して東京で売り込み活動をしていたわけです。

その間、

作詞家の、故・吉岡治先生の運転手やマネージャーをさせていただいていました。

 

吉岡治先生の作品は昭和の歌謡曲の代表作品ばかりです。

石川さゆり「天城越え」大川栄策「さざんかの宿」

都はるみ「大阪しぐれ」瀬川瑛子「命くれない」

美空ひばり「真っ赤な太陽」などなど

 

演歌だけの作家と思いきや、「おもちゃのチャチャチャ」も作っていますし、

クリスマスソングの定番となった「あわてんぼうのサンタクロース」も書かれています。

 

さすが師匠!

 

「あわてんぼうのサンタクロース」

作詞:吉岡治 作曲:小林亞聖

 

創作のアイデアはどこから?

 

クリスマスソングの創作に限ったことではなく、

曲作り、作品作りのレシピ、、、みたいなものがあれば誰も苦労はしません。

 

でも、コンスタントに作品を作り出している作家は、

自分なりのレシピは持っているハズです。

 

まず、歌を作るうえで、曲先(きょくせん)か詞先(しせん)か

を決めて作るのが一般的です。

 

曲先とは、メロディ・コードを先に作って、あとから詞をはめ込む。

詞先とは、先に詞を書いてその詞にメロディを作っていく。

どちらがやりやすいかは個人によってまちまちです。

 

私は「曲先」で作るのが好きです。

 

曲先で作るにしても、

歌全体のコンセプトを決めないとメロディも浮かびません。

 

私がよくやる方法のひとつに、歌のタイトルをまず決めてしまう。

タイトルの良い歌は、人の心に響きやすいのです。

 

私が考えたのは、

そのキーワードを見れば「クリスマス」だとわかるもの。

たとえば、聖夜とかジングルベル、キャロル、サンタクロースですね。

 

ただ、普通にそのキーワードを使っても面白くないわけです。

「待ち遠しいジングルベル」とか「サンタさんの愛の贈り物」

…としても、なんか面白みがないでしょ?

 

そこで、「ズラす」のです。「ええ?なんで?」という意外性があればOK。

 

師匠の「あわてんぼうのサンタクロース」は、

クリスマスの前に来ちゃったわけですよね。

 

ユーミンに「恋人はサンタクロース」というのがありました。

これも、「ええ?どういうこと?」と意外性があります。

 

カンタンに言えば、

「えっ?それどういうこと?なんで?」

…というタイトルが心に残るタイトルだと言えましょう。

 

完成したクリスマスソング

 

ということで、

私が選んだキーワードは「トナカイさん」

トナカイさんって、クリスマスしか登場しないイメージなんですけど。

そうですよね?

 

次にこの「トナカイさん」をズラす。

いつもプレゼントを運ぶ役なので、ウクレレを弾かせたら?

どうなるんだろうと考えが進みました。

 

で、タイトルを「トナカイさんがウクレレ弾いた」にした。

 

ここから、また思索。

トナカイさんがウクレレ弾いたらどうなるの?

 

詞の内容を考えていたら、

曲のメインメロディが降りてきた。

 

そこからまた、メロディと詞の試行錯誤。

 

で、完成したのがこの曲です。

 

「トナカイさんがウクレレ弾いた」

  作詞&作曲 ツカム

 

 トナカイさんがウクレレ弾いた 

 サンタのお仕事投げ出して

 トナカイさんがウクレレ弾いた

 とっても楽しそう

 

  毎年の荷物運びに とっても疲れたの

  時には少しはじけて 歌って踊りたい アンアンアアアン

 

 トナカイさんがウクレレ弾いて

 またひとつ夢見つけた

 

  ホントは目立ちたがり屋で ちょっぴり照れ屋なの

  十八番(おはこ)はまだないけれど 気にせずはしゃぎたい アンアンアアアン

 

 トナカイさんがウクレレ弾いて

 またひとつ夢見つけた

 

また次の新しい歌を機嫌よく作っていきまーす。

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