はじめに
目次
この記事をお読みになっているあなたは、きっと小林正観さんのファンでしょう。ありがとうございます。
私が小林正観さんと出会ってからおよそ20年が経ちました。
初めて正観さんの著書を手に取った時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。それまで接してきた一般的な自己啓発本や成功哲学とは全く正反対のアプローチに、「え?どういうこと?」「ほんまかな?」と疑問符ばかりでした。
特に私が深く共感したのは「そ・わ・か」の中の「笑い」についての教え。
「そ」は掃除、「わ」は笑い、「か」は感謝。この3つを常に実践していきましょう。と言う教えです。
正観さんの講演会には何度も足を運びました。
「中国は4000年の歴史。小林正観の講演会の料金は、4000円」必ず言ってたような。講演会の冒頭から30分もの間、ひたすらダジャレを連発する正観さん。時には「帰りたい人は帰っていいですよー」と真顔で告げる姿は印象的でした。
笑いの哲学と正観さんのダジャレ
正観さんはよく「笑い」について段階を説明されていました。
「面白くて笑うのは、笑いの初級者。面白くなくても笑うのは笑いの中級者。わけも分からず笑うのが笑いの上級者」
この言葉には正観さんの教えの本質があるような気がします。
「か」の感謝の実践でも、ありがたいことが起こって感謝するのは誰でもできる。どんな一見不幸に見えることにも感謝をすると、神様はラッキーを与えてくれる。と正観さんは言います。
講演会では、真面目な話題に入ろうとするまさにその瞬間、思いがけないダジャレが炸裂することがよくありました。「ここからいい話になるぞ!」と身構えた聴衆の予想を裏切るように、突然のダジャレ。
本当にこのくだらないダジャレの連発で、帰られた人もおられるそうです。笑
何か深い話が聞けるらしいと言う噂で、初めて正観さんの講演会に来られた方がいたそうです。
学者肌というかアカデミックっぽい方、男性の方だったらしいです。講演会始まって30分間ずっとダジャレを言っているので、アホらしくなって帰ったそうです。
正観さんはそんなことも全く気にしないで、次回からの講演会もダジャレの連発でスタートします。誰からの評価も気にしない。自分が好きだからやっていると言うスタンスが、私は好きで好きでたまりません。
音楽創作への展開と「ワイキキのことはワイにきき」
正観さんの教えから大きな影響を受けた私は、その精神をさらに広げるために、オリジナル曲の制作を始めました。そして後に配信も始めます。
その中で生まれた曲の一つが「ワイキキのことはワイにキキ」です。
この曲のアイデアは実に単純なもの。ハワイのワイキキに関西人の友人と訪れた際、必ず誰かが言う言葉「ワイキキのことはワイにきき」。「お前も言うんかい」とつっこむ私。
日本に帰国後、「誰かがきっとこのタイトルで曲を作っているだろう」と思い、検索してみたものの、意外にも見つかりませんでした。
そこで「ならば自分が作ろう」と決意し、正観さんの「笑い」の精神を取り入れた楽曲を制作することにしたのです。
音楽的なことを少しお話しすると、この楽曲のコード進行は少し工夫をして作っているのです。
タイトルのように一応ハワイアンソングを意識してますから、ハワイアンぽくなるように曲作りを始めました。
ではどうしたか?
ハワイアンの有名な曲20曲位をネットで調べて、そのコード進行を分析したのです。そうすると何がわかったか?法則を見つけたのです。
ハワイアンっぽくなるコード進行というのを自分なりに発見し、そこからこの曲を作っていったのです。
アレンジでハワイアンっぽくなる楽器を採用するのも1つの手ですが、このコード進行はハワイアンの伝家の宝刀と言えるでしょう。
その後も、正観さんの教えからヒントに楽曲制作を続けてストリーミング配信を続けています。このマガジン「もし正観さんがシンガーソングライターだったら」で、制作の発想など書いていきます。よかったらフォローなどお願いします。
聴いてね↓
「Waikiki のことはワイにキキ」作詞・作曲 ツカム
Waikiki のことはワイにキキ
メイドインHawai iとは俺のこと
Waikiki のことはワイにキキ
カメハメハ大王はマブダチだから
ダイヤモンドヘッドで生まれたのさ
アラモアナは子どもの頃の遊び場なのさ
Waikiki のことはワイにキキ
波音とウクレレが出会う街さ
“もし小林正観さんがシンガーソングライターだったら【第1回】” への1件の返信